活気が戻りつつあるマーケティングイベントと期待されるOMO展開


「Web&デジタルマーケティングEXPO」へのブース出展

10月27,28,29日の3日間は、Japan IT Weekの「Web&デジタルマーケティングEXPO」が開催され、当社も過去最大のブース出展を行いました。

また今回は初めての試みとして、サイジニア・デクワスの取り扱う商品も展示しました。

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「第11回 Web&デジタル マーケティング EXPO【秋】」にてブース出展、セミナー登壇いたしました(2021年11月2日配信)
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ワクチンとマスクの複合的な効果のせいか、新型コロナウイルスの感染状況は1年3ヶ月ぶりの低水準で推移しており、こうしたマーケティングイベントにも活気が戻りつつあるようです。
もちろん、ここで気を緩めて再度感染者が増加するような状況になっては元も子もないので、引き続き感染防止のための行動指針についてはより一層の注意が必要だと思います。

ZETAの販売する「ZETA CXシリーズ」は、製品戦略として国内では最も高性能・高価格帯をターゲットとしているため、いかに製品導入を真剣に検討している企業や担当者とコンタクトするかが大変重要です。

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ZETAのマーケティング活動

昨年来、リアルなイベントがなかなか開催が難しい状況が続いたため、9月末までは以前と違ってマーケティングイベントはウェビナー形式がほとんどでした。

それはそれで、オンラインイベントでのマーケティングの経験値を積むことができたので良かったのですが、リアルなイベントが開催できる状況であれば、そのほうがよりイベントでの期待値が上がるのも事実です
ウェビナーは参加のハードルが下がるので、リアル開催に比べて参加者を獲得しやすいという面がある一方で、参加者の真剣度でいうとどうしてもリアル開催に比べると劣る傾向があります。

ZETAの場合、製品価格が高いということもあり、一イベントあたりの費用対効果の目標でいうと、あくまでも目安ですがセミナーの最上位スポンサークラスで1契約、今回程度のEXPOブース出展で2契約ほどが見込めればマーケティング活動としては十分意義のある取り組みとなります。

EXPOは3日間の開催ですので、1日あたり受注につながる商談が1つあれば、成果としては十分ということです。
ちなみに今回のEXPOでは、名刺交換数は昨年と同等程度、資料配布数は昨年比30%増程度でした。

ブースはかなり活況だったのですが、結構混雑しているときと閑散としているときの波が大きく、混雑時にはせっかくいらしていただいた方に手が足りずにアテンドし切れなかったケースが多かったようで、今後の改善点でもあります。
とはいえピーク時の訪問者数にスタッフの数を合わせてしまうとスタッフが多くなりすぎるので、接客以外のコンテンツもより一層充実させていく必要がありそうです。

また、サイジニアとして出展していたデクワス・マイビジネスも興味を持っていただくケースが多く、商談を通じてサイジニア・デクワス・ZETAの製品シナジーの可能性をより一層感じることが出来たのも、良い発見でした。

イベントだけでなく購買活動もリアルへ

マーケティングイベント同様に、店舗への人の流れもまた一時期から復活する方向に向かっていくとすると、ZETAとして3年前にリリースしたOMOソリューションである「ZETA CLICK」が世の中のコマースに寄与する場面も増えていくのではないかと期待しています。

もともと当社の製品としては珍しく、ZETA CLICKは発表した直後から多くの引き合いを頂いておりました。
ただそのすぐ後に新型コロナウィルスが猛威を振るいはじめ、企業の店舗のデジタルマーケティング投資は一旦ペンディングという状況が多く見られました。

一時期は完全に巣ごもり消費へとシフトし、ECシフトが進むという一面もありましたが、やはりコマースというビジネスにおいて店舗というのは相当重要なCXの機能であることは間違いなく、店舗におけるデジタルマーケティングというのは、まさにこれから大きく成長する一分野であると思います。

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OMO・DXソリューション『 ZETA CLICK 』
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OMOで重要なポイント

そうした取組みを表現するキーワードがいわゆる「OMO」ですが、今は一時的にこのOMOがちょっとバズワード化しており、なんでもかんでもOMOと呼ばれているような状況にあります。
AIが一時期、単なるExcelのマクロですらAIと呼ばれていたように、単に店舗の店頭でデジタルを使えばなんでもOMOと呼ばれ始めているような感じがします。

OMOはOnline Merges with Offlineの略ですから、Onlineというかデジタル&モビリティをどのように店舗などのリアルの世界と紐付けて一体化していくか、まさにどう「マージ」していくかが重要です。

消費者が実際の商品とスペックなどのデジタルデータの双方にどうシームレスにアクセスできるか、もっというとARなどのテクノロジーも活用してそれらがどう補完し合うような形になるのか、また消費者が店員さんとのコミュニケーションとネット上のレビュー・口コミ・Q&Aなどの情報をいかに補完する形で活用できるか、また店員さんとのコミュニケーションも口頭いわゆるバーバルコミュニケーションとデジタルコミュニケーションをいかに併用していけるかなどが、OMOにおいては重要になってきます。

もちろん在庫情報・パーソナライズ・ロジスティクス・決済など、それ以外のありとあらゆる情報においても同様です。
いずれ店舗において決済というのは、レジではなくスマートフォン上で行われるのが当たり前になっていくでしょう。
ECというのは店舗と排他的な購買手段ではなく、店舗でも家でもそれ以外の場所でも普遍的に使われる購入手段となるでしょうし、ECという概念自体発展的解消をしていくと、予想しています。


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コラム一覧

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【著者情報】
ZETA株式会社
代表取締役社長 山崎 徳之

【連載紹介】
[gihyo.jp]エンジニアと経営のクロスオーバー
[Biz/Zine]テクノロジービジネスの幻想とリアル
[ECZine]人工知能×ECことはじめ
[ECのミカタ]ECの役割
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