リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」の提供技術における特許を取得しました

EC商品検索・ハッシュタグ・レビュー・リテールメディア広告・OMOソリューションを開発販売するコマースとCXのリーディングカンパニーであるZETA株式会社(本社：東京都世田谷区、以下ZETA)は、リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」の提供技術における特許を取得したことをお知らせいたします。

■本特許の概要
ユーザーの検索キーワードに基づいてリテールメディアにおける検索連動型広告を表示する際に、ユーザーの行動履歴を活用して広告を表示する「ZETA AD」の機能に関する特許です。
この発明は、ユーザーが現在見ている商品カテゴリや閲覧履歴、カートに入れた商品、お気に入りに登録した商品など、検索ボックスに入力したキーワードだけでなく、リテールメディアにおける操作に基づいて適切な広告を選択することが可能です。また、ウェブサイトへの訪問回数や購入金額、カートに入れて購入しなかった商品、返品履歴など過去の行動履歴に基づいて検索連動広告が表示される発明についても特許が認められました。

■今後の事業に与える影響
現在、サードパーティCookieの規制が進むにつれて、これまで広く利用されてきた単純な「リターゲティング広告」の費用対効果が著しく低下する恐れがあることから、それに代わる新たなデジタル広告として「リテールメディア広告」が注目を集めています。
リテールメディア広告は、購入意欲の高いユーザーの検索クエリに連動して広告を表示させることができるため、ブランド企業やメーカーにとっては非常に有効な広告手法であり、ユーザーにとっても関連性の高い広告が表示されることで快適なオンラインショッピングを楽しむことができるというメリットがあります。
オンラインECサイト向けの検索エンジンや商品レコメンドに関するサービスを長年にわたって提供してきた当社は、リテールメディア広告が大きな市場となることを見据え、より効果の高い検索連動型広告エンジンの開発に取り組んできました。
その結果、高精度な検索ロジックとユーザーの行動履歴に基づいてパーソナライズされた広告を表示するリテールメディア広告エンジン「ZETA AD」の先進性と独自性が特許として認められました。
この発明を強みとする「ZETA AD」によって、自分の関心のある広告が表示されるユーザーはショッピングがますます快適になり、ブランド企業やメーカーは購入意欲の高いユーザーにプロモーションを行うことでユーザーの需要に基づいた売上を増加させることが可能になります。
既存クライアントとしてリテール企業とブランド企業を有する当社は、この特許を活用しさらなるEC市場の拡大に貢献してまいります。

■リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」とは
ECサイト内の検索エンジンで入力されたワード(サイト内検索クエリ)を分析し広告を最適化することで、ユーザーのリアルタイムなニーズに寄り添った広告を配信します。
ユーザーが現在閲覧している商品やカートの中に入れている商品、さらに過去の閲覧・購買履歴、カート落ちした商品のデータを元に表示する広告を選択することが可能で、メーカー・リテール・ユーザーの3者にとって有益なリテールメディアを実現するマーケティングソリューションです。

「ZETA CXシリーズ」はEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」、ハッシュタグ活用エンジン「ZETA HASHTAG」、レビュー・口コミ・Q&Aエンジン「ZETA VOICE」、リテールメディア広告エンジン「ZETA AD」、OMO・DXソリューション「ZETA CLICK」をはじめとする8つのラインナップで、高度なデータ分析・マッチングの技術によってさらなる良質な購買体験を実現いたします。

ZETAは今後もユーザーおよびECサイト運営企業に有益なサービスの提供、効果の紹介をしてまいります。

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