サイジニア株式会社とZETA株式会社のPRの取り組み


自社マーケティングも熱心に

今回は「ZETA CXシリーズ」やその背景となっているマーケティング業界の話題ではないのですが、私の元々のスタンスとして「マーケティングソリューションを販売している企業は自社のマーケティングについても製品開発同様熱心でないとならない」というものがありまして、そのスタンスについてちょっと書いてみます。

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【タイトル】
“あざとい広告”依存のビジネスは生活者に見抜かれる ZETA山崎氏と考える広告とCROの有機的な接続


20210701-Markezine-interview

公開日:2021年7月1日
記事URL:https://markezine.jp/article/detail/36494

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医者の不養生ではないですが、マーケティングソリューションを販売している以上、マーケティングそのものについての経験値も積んでおくほうが良いのは、自然だと思います。

ZETAでも5年以上前などはマーケティングに費用を回すほど、業績に余裕がなかったので頑張ってセールス機能のみで事業展開していましたが、なかなか軌道には乗りませんでした。

近年のZETAのマーケティング

例えば今では毎年春と秋に開催されるJapan IT WeekのWeb&デジタルマーケティングEXPOには結構な費用をかけて5コマくらいの大きなブースを出しており、毎回多くの方の訪問を頂いておりますが、これも最初は最小限のコマで、装飾もイベント側で用意しているミニマムのセットを使ってスタートしました。

正直初回の展示内容はかなり「いけてない」ものでしたが、そこから試行錯誤を重ねて今に至っています。

ZETAでは毎年売上の一定の割合をマーケティングに投資することにしていますが、幸いこのスパイラルが軌道に乗ってきたことで、5期連続で売上高の更新を達成することができました。

そうしたマーケティングソリューションの中には、上記のEXPOのように手堅いものもあれば、結構チャレンジングなものもあります。

例えば一昨年のWeb Summitへの日本企業として初の登壇ですとか、去年のad:techのダイヤモンドスポンサーなどはそうしたタイプの取り組みでした。

━【Web Summitへの登壇に関する記事】━━━━━━━━━━

▼Web Summit開幕、ZETA山崎氏が日本人初登壇し富士通は日本企業初のブース出展果たす
URL:https://markezine.jp/article/detail/32319

▼「自ら行動し、己の目で判断」ファーストペンギン、山崎徳之氏に聞くWeb Summit協賛のワケ
URL:https://markezine.jp/article/detail/32328

▼テクノロジーカンファレンス「Web Summit」開始、ZETAが協賛企業として初講演
URL:https://eczine.jp/news/detail/7184

▼CX・OMO時代に海外カンファレンスから学ぶこと ZETA・山崎さんに聞く
URL:https://eczine.jp/article/detail/7192

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サイジニアとの経営統合

先日発表されましたように、ZETA株式会社はサイジニア株式会社と経営統合を行い、私はサイジニアの社長業も務めることとなりました。

効力発生の7月1日以降は私も事業内容や組織内容の理解に取り組んできました。

サイジニアの決算は6月30日であり、8月13日に決算発表、8月27日に決算説明会資料の発表が行われましたが、いよいよ経営統合したサイジニアとZETAのシナジーの実現に向けて、本格的に取り組んでいくことになります。

正直私も5年前はマーケティングのノウハウも結構手探りな面もありましたが、この5年間で得られた経験や様々なマーケティング媒体やイベントの企業とのつながり、そして施策を実行するためのスタッフの育成や組織の編成というものは、すぐにもグループでのマーケティングとして活かせる部分もあるかと思います。

実際に、サイジニアにおいても8月25日から4営業日連続でPRの記事を発表していますが、こうした取り組みをどんどん活発にしていくために頑張りたいと思います。

もちろんZETA自体のマーケティングも、昨年以上にレベルアップしていかなければなりません。

またサイジニアにおいて4営業日連続で発表したPRも、「グループ会社のZETAにおいて」という記事なので、今後はサイジニア自体の記事というのも積極的にリリースしていければと思います。

マーケティング業界の変化

デジタルマーケティング業界は、コロナ禍によって大きく状況が変化しました。

巣ごもり消費によるECシフトの加速という面もあれば、マーケティングイベントそのものの開催が難しい、もしくはオンラインのみとなる、という面もあります。

コロナ禍以前の好調さにあぐらをかいてデジタルへの取り組みを怠っていた企業はそうした面が浮き彫りになりましたが、今後は逆に、言ってみればコロナ特需というような現象にあぐらをかいている企業も今後またそうした姿勢が浮き彫りになるかもしれません。

少なくとも我々のような、マーケティングソリューションのツールベンダーは、マーケティングとは何か?ということを問い続け、自己研鑽を怠らないようにしつつ、特にこのような状況下では世間の動向に敏感であるようにして、クライアントの企業様を通じて、最終的には消費者に喜んでもらえるような製品を企画し、開発・提供していくことが必要なのは間違いありません。

私もZETAという非上場の企業のみの経営から、サイジニアという上場企業を含めた経営へと、視座や視野の変更を含め、自身のレベルアップが急務です。

テクノロジーで世の中を良いものにしていくために、少しでも役に立てればと思います。


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コラム一覧

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【著者情報】
ZETA株式会社
代表取締役社長 山崎 徳之

【連載紹介】
[gihyo.jp]エンジニアと経営のクロスオーバー
[Biz/Zine]テクノロジービジネスの幻想とリアル
[ECZine]人工知能×ECことはじめ
[ECのミカタ]ECの役割
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【CX向上生成AIソリューション ZETA CXシリーズ】

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