企業属性をもとにビジネスユーザーやリモートワーカーにターゲティング配信する「デクワス.AD Biz」の提供開始
ランドスケイプ社が保有する日本最大級の企業データベース
「LBC」と連携し、より効果的な配信が可能に
複雑ネットワーク理論や人工知能技術を活用したマーケティングサービスを提供するサイジニア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:吉井 伸一郎、証券コード:6031東証マザーズ)は、本日より、デクワス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:吉村 真弥)が開発・運営する「KANADE DSP」において、株式会社ランドスケイプ(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:長竹 克仁)が提供する企業データベース「LBC」と連携し、特定のビジネスユーザーを推定してネット広告をターゲティング配信する「デクワス.AD Biz」を開始しました。
ランドスケイプの企業データベース「LBC」は、社名、住所といった基本属性から売上高、資本金、従業員数、上場区分、IPアドレスなどの属性情報を保持している日本最大級の企業データベースです。
こうした企業データベースを活用することで、ユーザーが使用しているデバイスのIPアドレスをもとに特定の企業ユーザーに広告を配信することが可能です。しかし、スマートフォンの普及やコロナウイルスへの対応としてテレワークが浸透しつつある現在、ビジネスユーザーが使用するデバイスは増加し働く環境は多様化していることから、企業のIPアドレスを前提としたターゲティングだけでは、ビジネスユーザーに十分にリーチすることができませんでした。
サイジニアは、複雑ネットワーク理論や人工知能技術によって、個人情報を利用せずに類似するユーザー群を抽出するコミュニティターゲティング技術を有しています。この度、この技術を「LBC」と連携させることにより、新しい働き方にも対応したビジネスユーザーにターゲティング配信することが可能になりました。
例えば、「デクワス.AD Biz」では、以下のようなターゲットを推定して広告配信を行うことができるようになります。
・『売上10億円以上の首都圏の事業所に勤務していて、テレワーク中のユーザー』
・『中部地方の官公庁や教育機関に勤務しているユーザーの生活圏で利用されているデバイス』
ビジネスユーザーにリーチしたい広告主様の広告キャンペーンだけでなく、メディア企業様には自社データを活かした広告商品として技術提供することも可能です。
将来的にネット広告業界はサードパーティークッキーが利用できなくなることに伴い、大きな変革の時を迎えようとしています。サイジニアは今後も新たな時代を見据えた技術開発を推進していきます。
【資料】
■ サイジニア株式会社について https://www.scigineer.com/
サイジニア株式会社は、「検索エンジンでは見つけられない幸せがある」という思いから、北海道大学大学院 複雑系工学講座の准教授と研究メンバーが立ち上げたテクノロジー企業です。サイエンス+エンジニアリング=「サイジニア」として、先端科学の知見を工学的に応用、「複雑ネットワーク理論」や人工知能を活用した解析技術を実用化し、情報が多すぎて欲しいものが見つけられないという21世紀の課題を解決することを目指しています。
■ デクワス株式会社について https://www.deqwas.co.jp/
デクワス株式会社は、サイジニアの子会社としてKANADE DSP 事業を行うデジタルマーケティング企業です。KANADE DSPは、きめ細やかなターゲティングが可能なデジタル広告配信サービスです。ウェブサイトユーザの興味・関心に合わせた広告のパーソナライズによりデジタル広告の費用対効果を改善するだけでなく、独自のユーザー行動履歴解析技術により、提携サイトから潜在顧客を発掘することで、広告主様のブランド認知拡大・優良顧客の醸成に貢献します。
■ 株式会社ランドスケイプについて https://www.landscape.co.jp/
ランドスケイプはデータベースマーケティング支援会社として、日本最大のデータベースを独自構築・維持してきたマーケティングノウハウを柱に、クライアント企業に対して新規顧客の発見と顧客育成を支援しています。独自構築した820万拠点を網羅する日本最大級の法人データベース「LBC」を用いて、クライアント企業が保有する顧客データの名寄せやターゲティングを実現できる顧客データ統合ツール「ユーソナー」などのサービスを提供しています。
所在地 :東京都新宿区西新宿3丁目20-2 東京オペラシティ15階
代表者 :代表取締役社長 長竹 克仁
設 立 :1990年9月10日
資本金 :4億66百万円
事業内容 :データベースマーケティング支援事業