サイジニア 人工知能技術の強化に向けて、北海道大学大学院と共同研究を開始
サイジニア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:吉井 伸一郎、証券コード:6031 東証マザーズ)は、北海道大学大学院 情報科学研究科 調和系工学研究室(川村 秀憲教授)と、人工知能技術に関する共同研究を本日より開始します。人工知能関連事業の拡大に向けて、実用化に向けた実践的な研究開発を共同で実施します。
北海道大学大学院 川村研究室は、ディープラーニング、機械学習、マルチエージェント、遺伝的アルゴリズムなどの人工知能領域の研究を専門分野としています。サイジニアは、レコメンデーション事業やネット広告事業を通じて独自に解析したオンラインショッピングに関する膨大なマーケティングデータやノウハウを蓄積、人工知能技術の発展にとって重要な要素となる学習データを保有し、人工知能関連事業を推進しています。この度、サイジニアと北海道大学大学院の川村研究室は、両者が優位性を持つ分野で協力し、人工知能技術の可能性を広げるべく実践的な共同研究を開始します。
ディープラーニングの登場から、人工知能技術による従来課題の解決や将来の応用可能性に注目が集まっています。連日のように新しい学習モデルが世界中で提唱されるなか、人工知能技術における競争優位性は、最適な学習モデルに独自のノウハウが活かされた学習データを学習させることにより創出されます。
今後サイジニアは、共同で開発される人工知能技術をサービスに適用し、さらに得られたフィードバックで同社の人工知能技術を強化、人びとの快適な暮らしを支援する人工知能関連事業を推進してまいります。
■北海道大学大学院 情報科学研究科 調和系工学研究室(川村研究室)について
調和系工学研究室では、人工知能によるイノベーションでより素晴らしい世界を実現することを目指し、社会と人との調和を前提とした人工知能の技術、およびその応用を研究しています。
■サイジニア株式会社について
サイジニアは、「検索エンジンでは見つけられない幸せがある」という思いから、北海道大学大学院 複雑系工学講座の准教授と研究メンバーが立ち上げたテクノロジー企業です。
サイエンス+エンジニアリング=「サイジニア」として、先端科学の知見を工学的に応用、「複雑ネットワーク理論」を活用した解析技術を実用化し、情報が多すぎて欲しいものが見つけられないという21世紀の課題を解決することを目指しています。