IFSCリード世界選手権2023で第6期JMSCAパリ五輪強化選手の森秋彩選手が日本選手としてリードで初優勝


ZETA株式会社(本社:東京都世田谷区、以下ZETA)がスポンサー契約をしている第6期JMSCAパリ五輪強化選手の森秋彩(もり あい・19歳)選手が、2023年8月1日(火)~12日(土)にスイス・ベルンで開催されたIFSCクライミング世界選手権2023のリードで日本選手として初優勝という快挙を成し遂げました。

IFSCクライミング世界選手権2023はボルダー・リード・スピード・ボルダー&リードの種目で12日間かけて開催され、リードは8月2日(水)に予選、8月6日(日)に準決勝と決勝が行われました。

森選手は予選を同率1位で通過し続く準決勝も2位と5手の差を付けて1位で通過しており、安定した登りで決勝進出を決めました。
準決勝でミア・クランプル(23歳)選手と野中生萌(のなか みほう・26歳)選手の2名が8位で並んだため9名で決勝が行われることとなり、決勝課題は中間部に40度の傾斜とダブルダイノのパートを含む50手のロングルートというハードな内容で、高度40前後で多数の選手がフォールしましたが8番目に登場した優勝候補のヤンヤ・ガンブレット(24歳)選手が3秒を残して完登しました。

優勝するには完登が必須という状況という中で最終競技者として登場した森選手は、スピーディーな登りで高度を上げて行き30秒を残して見事に完登し準決勝のカウントバックで優勝が確定、日本選手初となるリードの世界選手権優勝という快挙を成し遂げました。

━・━・━・━・━・━・━《森選手コメント》━・━・━・━・━・━・━

日頃からサポートありがとうございます。

今回は完登での優勝を果たすことができ、とても嬉しいです。

ボルダー&リード種目でも楽しむことを忘れず、全力でのぞみたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

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森秋彩

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なお、森選手は同週に行われたボルダー世界選手権では6位に入賞しています。

男子の部では長年トップ選手として活躍しているベテランのヤコブ・シューベルト(32歳)選手が優勝、ワールドカップ2023ボルダーで年間優勝した安楽宙斗(あんらく そらと・16歳)選手が初出場で2位に入賞しています。

ZETAは引き続き世界で活躍する森秋彩選手を支援する形でスポーツクライミングをサポートしていきたいと考えています。
また今後も様々な形で社会に貢献してまいります。

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▼リード世界選手権2023 大会決勝リザルト▼
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女子
1位 森秋彩(もり あい)
2位 ヤンヤ・ガンブレット
3位 ソ・チェヒョン
4位 ミア・クランプル
5位 ブルック・ラバトゥ
6位 ジェシカ・ピルツ
7位 ラウラ・ロゴラ
8位 野中生萌(のなか みほう)
9位 モーリー・トンプソン・スミス

男子
1位 ヤコブ・シューベルト
2位 安楽宙斗(あんらく そらと)
3位 アレクサンダー・メゴス
4位 イ・ドヒョン
5位 百合草碧皇(ゆりくさ あお)
6位 ポール・ジョンフ
7位 ショーン・ベイリー
8位 アダム・オンドラ
9位 トビー・ロバーツ
10位 ソン・ユンチャン

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▼結果詳細▼ ※IFSCのサイトへ遷移します。
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女子
https://result.jma-climbing.org/event/bljc2023/2/1/general-result

男子
https://result.jma-climbing.org/event/bljc2023/1/1/general-result

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