スポーツクライミングワールドカップ2023リード初戦のオーストリア・インスブルック大会で第6期JMSCAパリ五輪強化選手の森秋彩選手が2位に入賞


ZETA株式会社(本社:東京都世田谷区、以下ZETA)がスポンサー契約をしている第6期JMSCAパリ五輪強化選手の森秋彩(もり あい・19歳)選手が、2023年6月14日(水)~18日(日)にオーストリア・インスブルックで開催されたスポーツクライミングワールドカップ2023のリード第1戦で2位に入賞しました。

本大会はスポーツクライミングワールドカップ2023ボルダーの最終戦に続く形でリードの初戦が開催され、日本からは男子9名・女子6名の選手が参戦しました。

森選手は予選を3位・準決勝を2位で通過して決勝に進出しました。決勝の課題では高度25前後の核心部でフォールする選手が続いた所で、リードの世界ランク1位スロベニアのヤンヤ・ガンブレット(24歳)選手が高度39+まで到達し表彰台を確定させました。

次の競技者として登場した森選手は核心部は問題なく通過しましたが高度33+に到達した所でフォールし、最終競技者である韓国のソ・チェヒョン(19歳)選手が高度25でフォールしたことで2位入賞が確定しました。

━・━・━・━・━・━・━《森選手コメント》━・━・━・━・━・━・━

インスブルックはまず(リード)初戦ということで自分がどれぐらいの立ち位置にいるのかまったくわからず、

予選から緊張したし不安だったし、予選の片方のルートではヤンヤ・ガンブレットにもソ・チェヒョンにも負けていたので、

やっぱりあの2人は強いなと思いました。

決勝でヤンヤは右足を黒のビスに上げてニーバーっぽくしてゆっくり進んだんですけど、

自分はそのビスを忘れて誤って左にヒールしてしまい、

ムーブの選択ミスで実力を出し切れないまま終わってしまったのですごく悔しいし、

仮にあの高度で優勝していたとしても同じように悔いは残ったと思います。

森秋彩

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男子の部では森選手同様に世界選手権の日本代表枠を獲得している安楽宙斗(あんらく そらと・16歳)選手を含む4名の日本選手が決勝に進出しましたが表彰台には惜しくも届かず、スイスのサッシャ・レーマン(25歳)選手が優勝しています。

ZETAは引き続き世界で活躍する森秋彩選手を支援する形でスポーツクライミングをサポートしていきたいと考えています。

また今後も様々な形で社会に貢献してまいります。

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▼リードワールドカップ2023 インスブルック大会決勝リザルト▼
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女子
1位 ヤンヤ・ガンブレット
2位 森秋彩(もり あい)
3位 ジェシカ・ピルツ
4位 ブルック・ラバトゥ
5位 ソ・チェヒョン
6位 ミア・クランプル
7位 ナタリア・グロスマン
8位 エレーヌ・ジャニコ

男子
1位 サッシャ・レーマン
2位 アレクサンダー・メゴス
3位 ヤコブ・シューベルト
4位 安楽宙斗(あんらく そらと)
5位 メジディ・シャールック
6位 吉田智音(よしだ さとね)
7位 樋口純裕(ひぐち まさひろ)
8位 アルベルト・ヒネス・ロペス
9位 本間大晴(ほんま たいせい)

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▼結果詳細▼ ※IFSCのサイトへ遷移します。
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女子
https://result.jma-climbing.org/event/bljc2023/2/1/general-result

男子
https://result.jma-climbing.org/event/bljc2023/1/1/general-result

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