ゼロスタートが応援するプロフリークライマーの野口啓代選手は2014年ボルダリング世界選手権にて3位に入賞しました。
株式会社ゼロスタート(本社:東京都目黒区、代表取締役社長 山崎徳之)とスポンサー契約中のプロフリークライマー 野口啓代(のぐち あきよ・25)選手が、2014年8月21〜23日に開催されたボルダリング世界選手権にて3位に入賞いたしましたことをお知らせ致します。
また、同月28、29日に出場したRock Master Festival 2014のボルダリング女子部門においても2位に輝きました。
野口選手は前回2012年に行われた世界選手権では6位と力を出し切ることが出来ませんでしたが今回は見事に表彰台を飾りました。
・━・━・━・━・━・━・━野口選手コメント━・━・━・━・━・━・━・
思えば16歳の時にドイツ・ミュンヘンで開催された世界選手権に初めて参戦し、3位になれたことがきっかけだった。
わたしは見事にクライミングの面白さとコンペの世界に魅了されていった。世界のトップクライマー達としのぎを削り、気がつけば9年間もの間ワールドカップに参戦し続けた。
今年で3度目の年間チャンピオンに輝く事が出来、思い出の地ドイツ・ミュンヘンでまた世界選手権に参戦する機会を得た。
2年に一度開催されるこの世界選手権、私はまだ優勝経験がなく、このミュンヘン大会こそはと思っていた。
だが結果は、3位。
私はまたこの地で、9年前と同じ表彰台の端っこに立っていた。ただ、そこからみる景色は明らかに9年前とは違っていた。自分の足でしっかりと、堂々と、とびっきりの笑顔で立つことが出来た。
結果こそ届かなかったけれど、今の自分が出来る最高のパフォーマンスを引き出すことが出来、とても満足している。これまで何度も挫けそうになり、決して楽しい時間ばかりではなかったが、今ではこの大会に向けて頑張ってきた全てのことがとても素晴らしく、かけがえのない大切な時間だったと思える。そして今は生活から解放され、やっと肩の重荷が降りたのか抜け殻のような状態だ。9年間の自分のコンペ生活に一区切りがついた気がした。
今までの経験を糧に、より厳しくより難しい目標に向かって、私はこれからも登り続けたい。
最後に、私の世界選手権に向けたチャレンジにたくさんの応援をして頂き、とても感謝しています。
ありがとうございました。
野口啓代
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▼ボルダリング世界選手権概要
国際スポーツクライミング連盟(IFSC)主催のWorld Cupと並ぶ権威ある競技会。
2年に1度開催されており、本大会でボルダリングの世界王者が決まるため毎回白熱した試合が繰り広げられます。
この日のために鍛え上げた世界中のプロクライマーが一堂に介し、己の限界に挑戦する姿は目が離せません。
詳細リンク:http://www.ifsc-climbing.org/
▼Rock Master Festival概要
今年で27回目となる本大会は毎年イタリアのアルコで開催されており、ロックマスター、ロックジュニア、ロックレジェンドなど老若男女問わず大会へ参加できます。
その白熱した試合を観戦に2011年には約35,000人の観客を記録するクライミング界屈指の大型アマチュア大会です。
ゼロスタートでは通勤の負担を減らすための「家賃補助制度」や、自己学習を支援する「勉強手当」などさまざまな福利厚生制度があります。
その一環として健康促進を支援するための「スポーツ振興制度」では、「アウトドア・クライミング部」を設けております。
フリークライミングには複数のジャンルがありますが、特にその中でもボルダリングは年々人気を集めています。
野口啓代選手は2008年に19歳という若さでボルダリング・ワールドカップ・フランス大会にて、日本人女子としては初めての優勝を果たし、同年に開催されたクライミング・ワールドカップ オーバーオール部門では初代女子チャンピオンを勝ち取っています。
昨年開催されたワールドカップではボルダリング部門・オーバーオール部門において年間ランキング2位に入賞。また2005年から開催されている日本一を決めるボルダリング・ジャパンカップでは開催から現在まで9連覇を達成するなど華々しい成績を収めています。
大会以外においても昨年12月にはスペイン・オリアナの岩場 MindControl 8C+(5.14c)を完登し、日本人女性の最高R.P.(レッドポイント)を更新しました。
ゼロスタートは日本代表として世界で活躍する野口啓代選手を支援したいと考えております。
また今後も様々な形で社員および社会に貢献して参ります。
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■野口啓代選手公式HP■
http://akiyonoguchi.com/
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■本リリースに関するお問い合わせ
ZETA株式会社
pr@zetacx.com
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